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ヤマコマイはリブ山が 14本、網目の縦方向 36本、横方向 56本で、ほぼ木舞竹下地と同じ組成となっています。 | |
木舞下地は柱や貫にヤマコマイをくぎ止めするだけですから簡単で、大幅に工期が短縮できます。 | ||
水平方向の貫は、地貫・胴貫・内法貫の3本です。これらの両端はあらかじめ柱へ堀こんだ貫穴へ充分差込んでください。垂直方向の貫は柱間隔が900mm以上になったとき、900mm以内ごとに上下両端も胴差・土台などに堀こんだ貫穴にさしこむが、とくに下端15〜30mm程度透かしておくとよい。 また、水平貫と交点は釘で充分止めつけてください。 |
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ヤマコマイは柱に平行の縦張りにしてください。そのため長手方向の各リブ山と、水平貫との交点ごとにステーブルで止めてください。柱ぎわは補助機を省略してもよく、リブ山を柱に密着して止めてください。 | ||
ヤマコマイにまず荒壁をつけ、その乾燥を待って反対面より裏返しをします。塗工事についての材料・調合・塗厚等はJASで標準的な仕様が規定されておりますが、荒塗りからチリ廻り・貫伏せ・中塗・むら直し・上塗りなど従来どおりに施工します。 尚いずれの場合も乾燥期間を充分とることが必要です。 |