メタルラスの主目的は防火ですが、近年、木造建築物においても高層化が進み、より耐震的なモルタル壁構法の普及が望まれています。 このような市場の要求にもっとも相応しい、YM式波形ラスの登場によって、ラスモルタル壁は大きく注目をあつめています。
YM式波形ラスは、特に網目の接点(ボンド部)に工夫をこらしてあるため、折損のおそれがなく、腰の強い特性を備え、さらに網目の接点と波のピッチを一致するように作られていますので、全面が均一な波状となってバランスもよく、縦横の継ぎともピッタリと重ね合わすことができます。 そのようにキレツとなる原因を除き、しかも均等な塗り厚さに仕上げることができますから防火、耐震性はもとより、建物の安全性ならびに耐久性をも増加することができます。